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松本清張 ドラマ 事故~黒い画集~ あらすじ [テレビドラマ]






松本清張のドラマ「事故~黒い画集~」は、松本清張没後20周年特別企画で、12月12日にテレビ東京系で夜9時から、水曜ミステリーで放送されます。

キャストは高橋克実と京野ことみがコンビで事件の謎に挑戦します。


新装版 事故―別冊黒い画集 〈1〉(文春文庫)

新装版 事故―別冊黒い画集 〈1〉(文春文庫)

  • 作者: 松本 清張
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2007/05/10
  • メディア: 文庫



【ドラマ事故キャスト】
○高田京太郎 (高橋克実) トラック運送会社「協成貨物」の社長で殺された従業員の謎を追う

○浜口亜希子 (京野ことみ) 永福探偵社に勤める久子の妹で殺された久子の謎を追う

○高田育代 (原日出子)  高田京太郎の妻
○田中幸雄 (近藤芳正) 殺された久子が勤めていた「永福探偵社」の所長
○山西勝子 (野村真美) 専業主婦・トラックに突っ込まれた家の妻
○六条幹男 (大杉漣)  甲府中央署・刑事
○浜口久子 (山下容莉枝) 永福探偵社・社員
○宮下健次 (斉藤祥太) 協成貨物・運転手で山西宅にトラックで飛び込み連続事件のきっかけを作る
○山西省三 (近江谷太朗) 勝子の夫
○高橋太郎 (伊藤正之) 光輪土木・専務 浮気調査を久子に調査される
○中瀬政信 (松澤一之) 小淵沢中央署・刑事
○古野正行 (坂本 真) 小淵沢中央署・刑事
○小野田剛 (阿部亮平) 甲府中央署・刑事

【事故あらすじ1 謎のトラック事故】 
高田京太郎(高橋克実)は、妻の育代(原日出子)と共に小さな運送会社を東京の下町で経営をしている。
そんな、高田のもとに、ある晩、従業員が交通事故を起こしたとの連絡が入ってきた。

宮下健次(斉藤祥太)は、高田と育代が特に目をかけていた運転手だが、その宮下の運転するトラックが、住宅街で民家の門に突っ込んだというのだ。
トラックが運行するコースでない民家に突っ込んだのは、宮下が居眠りでもしていたのではないか。

高田京太郎は、誠意を見せるため、翌日、事故で損害を与えた家に住む山西勝子(野村真美)のもとに謝罪に訪れる。なんせ、夜中にトラックが飛び込んできたのだから、その晩は眠ることもできず激怒していることを京太郎は予想した。
しかし、勝子は怒るどころか、事故を起こした宮下のことを気遣い、補償も修理費だけでいいと話す。

あいにく勝子の夫・山西省三(近江谷太朗)は大阪に出張であった。
妻・勝子は親切な対応をしてくれたが、夫はそうはいかないのではないかと京太郎は心配していた。
夜になって大阪出張から帰ってきた夫・省三の対応も丁寧なもので、拍子抜けした高田はそんな夫婦に感激をする。

事故後の対応が良かったのか、事故を起こした宮下も仕事に復帰できることになった。
宮下の仕事復帰は、事故から5日後、同僚の佐々(松江健)と二人で運転するという条件付きながら、仕事に復帰することができた。

しかし、宮下が山梨県・小淵沢のドライブインで突然、姿を消してしまったという。
事態に気づいた佐々から真夜中に京太郎のもとに電話がかかってくる。

宮下の行方がわからなくなったのは、深夜1時半頃に小淵沢のドライブインに着いたあとだった。
宮下が電話をかけるというので佐々だけ先に建物に入ったところ、宮下はいつまでも現れなかった。

【事故あらすじ2 連続殺人】
翌朝、宮下の遺体が発見されたのは小淵沢の崖下からだった。

宮下の身元確認のために、高田は小淵沢までやって来た。
捜査を担当する小淵沢中央署の刑事・中瀬(松澤一之)から、宮下は事故ではなく殺害された可能性があると聞かされる。
宮下が姿を消す前に、電話をするといっていた宮下の携帯は、現場から発見されなかった。
証拠隠滅のために犯人が持ち去ったのだろうか?

浜口久子(山下容莉枝)の遺体が、甲府近郊の和田峠で発見された。宮下の殺害事件が起きた翌日であった。
久子の所持品には名刺があり、ほどなく久子が「永福探偵社」の調査員であることが判明した。
早速、甲府中央署の刑事・六条幹男(大杉漣)は、永福探偵社の社長・田中(近藤芳正)に事情を聴くため訪ねる。
六条は、久子が担当した案件で何かトラブルに巻き込まれたことを調査するのであった。
すると、久子は最近、「光輪土木」の専務・高橋太郎(伊藤正之)の不倫調査を担当していたことが判明した。
六条は、高橋専務を訪ね事情を聞くが、高橋は自分が素行調査をされていたことに全く気づいていなかった。

久子が作成した高橋の行動に関する調査報告書を、六条は高橋に見せる。
しかし、調査報告書には高橋の記憶とことなる数箇所虚偽の内容があると指摘する。
六条は疑問に思うのだが、殺人事件とのつながりは見えてこない。

【事故あらすじ3 宮下の不可解な行動 】
一方、宮下の事件では、不可解なことが判明した。
事件当夜に宮下が途中で2回ほど車を停車させていたのだ。
時間にしては、いずれもほんの2~3分で、荷崩れの確認をしていたようだ。
同乗者の佐々の手は借りず、宮下が一人で行ったと佐々が証言する。
しかし、高田には何か腑に落ちないものを感じるのだった。
高田が思うには、その夜、宮下と佐々が運転したトラックの積荷には荷崩れを起こすようなものは何も積んでいなかったはずなのだ。

高田はさらに、宮下が起こした住宅に飛び込んだ事故についても、疑問を感じた。
現場となった住宅街はどうやってもトラックで通るような場所ではなかったのだ。
高田は、謎を解明するために事件当夜の宮下の足取りを洗い直すことにした。

すると、甲府近郊の和田峠で殺害された久子の携帯電話が、宮下が1回目に車を止めた付近から見つかった。
高田は、久子の携帯を通じて久子の妹・亜紀子(京野ことみ)と知り合いう。
姉の死に疑問を抱く亜紀子と2人で独自に事件を追いかけ始めるのだが…。

小淵沢の崖下で発見された宮下と甲府近郊の和田峠で殺害された久子の二つの殺人事件の関係は、
また、なぜ久子の携帯電話が宮下の車が一回目に停車した付近で、何故見つかったのか?

注目の松本清張原作、事故~黒い画集~は、12月12日夜9時からテレビ東京系で放送されます。


【小説との違い】
▼ドラマ・事故で高橋克実演じる高田京太郎は主演で、事件の解明に努めますが、小説では運送会社の総務課車輛係で、主にトラックが起こす事故処理を担当している。
また、2つの殺人事件を間接的に解決することにつながるのだが、直接事件にはかかわっていない。

▼殺された調査員久子の妹・亜紀子(京野ことみ)は小説には登場しない。
でも、高田京太郎と亜紀子が事件を追いかけると面白いものになるでしょう。

それから、松本清張が小説事件を週刊文春に掲載したのが昭和37年12月31号~昭和38年4月15日号までなので、遠い昔です。

当然、携帯電話もなく、中央高速もなく、列車も夜行列車が走っている時代でした。
テレビドラマと小説のテンポの違いも注目です。


新装版 事故―別冊黒い画集 〈1〉(文春文庫)

新装版 事故―別冊黒い画集 〈1〉(文春文庫)

  • 作者: 松本 清張
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2007/05/10
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