サッカーワールドカップ予選 日程&オマーン

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サッカーワールドカップ予選B組の日程もいよいよ後半戦に突入します。
日本チームは前半戦を3勝1分け勝点10で折り返しました。
11月14日のオマーン戦で後半の幕が開きます。

■日本チームは4試合で得点11、失点1と好調過ぎるくらいの成績です。
しかし、勝試合のすべてが日本国内のホーム試合です。
唯一アウェイで戦ったオーストラリア戦は1対1の引分けでした。

6月3日埼玉で行われたオマーンとの試合は、本田、前田、岡崎が得点し、3対0で日本が完勝しています。

■日本とオマーンの過去の対戦成績は6勝3分けですが、アウェイのオマーンでは2勝2分けです。
オマーンのB組での成績は現在、1勝2分け1敗です。1勝の相手はヨルダンでホームの試合です。2分けはオーストラリアとイラク相手です。オーストラリア戦はホームでイラク戦はアウェイでした。
これまでのオマーンの成績を見ると日本が勝利する確率は高いとは言えません。

また、オマーンという国はアラビア海に面していますが川はなく、砂漠気候で降雨の少ないのが特徴です。
11月の最高気温の平均は30.4度で、最低気温の平均でも20.7度になります。
この暑さも日本にとっては強敵になります。

秋の気候の日本からオマーンに行った日本チームには大きなハンデがあります。

オマーンチームの監督は元フランス代表のル・グエンで、2010年南アフリカW杯のカメルーン代表監督として日本と対戦し、このときは1対0で日本が勝利しています。

代表チームのゴールキーパーはアルハシブはイングランドプレミアムリーグ・ウィガンに所属し正GKをつとめています。
6月の試合では、日本チームはゴールをこじ開け3点を奪いましたが、今回は地元オマーンでの試合ということで、アルハシブも気合を入れてゴールを死守するでしょう。

■日本はエース香川が、けがのため代表チームに召集されず、ディフェンスの中心内田も直前の試合で足を痛めメンバーから外れました。
司令塔のMF遠藤保仁(G大阪)も11月7日の柏戦で右下顎を9針縫う負傷を負いました。
満身創痍になってきた日本チームですが、遠藤は元気に練習に参加しているので問題ないかもしれません。

■勝敗予想
前回、オマーンとアウェイで対戦したのは2008年6月7日、南アフリカＷ杯3次予選でした。このとき日本は遠藤がPKで１得点したのみで、試合は1対1の引分けでした。

特に中東諸国はホームの試合で強さを発揮します。
もし、日本がオマーンに先制点を許すと、地元の利を生かしそのまま逃げ切られる可能性が強いです。
前回はオマーンに前半先制されたのを後半8分に遠藤がPKを決めて引分けに持ち込みました。
日本は守備を厚くして守りを重視した布陣で臨むと思われるので、試合開始直後やセットプレーで気を抜かないことが大切です。

攻める機会は少なくなるので、数少ないチャンスには厚い攻撃を仕掛け得点する必要があります。日本が先取点を奪えば勝利はかたく、勝点3を獲得し合計13となり、ワールドカップ出場が濃厚となります。

【日本代表チームメンバー】紹介
監　督 　　　　　　　　アルベルト・ザッケローニ
コーチ 　　　　　　　　ステファノ・アグレスティ
ＧＫコーチ 　　　　マウリツィオ・グイード
フィジカルコーチ エウジェニオ・アルバレッラ
アシスタントコーチ 和田　一郎
コンディショニングコーチ早川　直樹

名前 生年月日 身長 体重 所属 試／点※
ＧＫ
川島　永嗣　スタンダール・リエージュ（ベルギー）
西川　周作　広島
権田　修一　ＦＣ東京

ＤＦ
駒野　友一　　磐田
今野　泰幸　　Ｇ大阪
栗原　勇蔵　　横浜
伊野波　雅彦　神戸
長友　佑都　　インテル・ミラノ（イタリア）
吉田　麻也　　サウサンプトン（イングランド）
酒井　宏樹　　ハノーバー（ドイツ）
酒井　高徳　　シュツットガルト（ドイツ）

ＭＦ
遠藤　保仁　　Ｇ大阪
中村　憲剛　　川崎Ｆ
長谷部　誠　　ボルフスブルク（ドイツ）
細貝　萌　　　レバークーゼン（ドイツ）
本田　圭佑　　ＣＳＫＡモスクワ（ロシア）
高橋　秀人　　ＦＣ東京

ＦＷ
前田　遼一　　磐田
岡崎　慎司　　シュツットガルト（ドイツ）
ハーフナー・マイク　フィテッセ（オランダ）
乾　貴士　　　フランクフルト（ドイツ）
清武　弘嗣　　ニュルンベルク（ドイツ）
宇佐美　貴史　ホッフェンハイム（ドイツ）

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