SSブログ

★楽天カードなら年会費永年無料~~

松本清張 ドラマ 12月15日 十万分の一の偶然 [テレビドラマ]






テレビ朝日開局55周年記念として、松本清張没後20年2夜連続ドラマスペシャルを放送します。

第一夜は2012年12月15日(土)夜9:00から『十万分の一の偶然』が田村正和主演で放送されます。

『十万分の一の偶然』は1980年3月から1981年2月にかけて『週刊文春』に連載されたのち書籍になりました。
文庫本で407ページの長編ですが35章に分かれていて、テンポよく読めます。

松本清張の小説『十万分の一の偶然』とテレビドラマ『十万分の一の偶然』は少し構成が違っているようです。

一番小説とドラマが異なる点は主人公の設定ではないでしょうか。

小説では事故で亡くなった山内明子の婚約者・沼井正平が事故の真相を追及します。
ドラマでは山内明子の父・山内正平(田村正和)が執念で真実に挑みます。

小説では恋人との思い出が各所に現れていましたが、ドラマでは父娘の愛が中心になります。

【十万分の一の偶然出演者】
山内 正平・・・田村 正和 
フリーのルポライターで、東名高速道路で起こった衝突事故に巻き込まれて死んだ山内明子の父。

山内 明子・・・中谷 美紀 
山内正平の娘。東名高速道路で事故に巻き込まれて死亡した。正平とは疎遠になりがちではあったが、父の愛は痛いほど感じ取っていた。

山鹿 恭一・・・高嶋 政伸 
アマチュア・カメラマン。“十万に一つの偶然”に恵まれた、『激突』という名の写真により、「ニュース写真年間最優秀賞」を受賞した。

布川 麻奈美・・・内山 理名 
山内正平の妹・恵子と、東名高速道路の大事故の生存者・米津安吉が入院している沼津の大学病院の看護師。

塚本 暁・・・小泉 孝太郎 
山内正平の娘・明子の婚約者。小説では明子の婚約者は事故の真実を追求する主役・沼井正平だった。

山内 恵子・・・岸本 加世子(友情出演) 
山内正平の妹。沼津の大学病院で、肝移植のドナーを待つ身。

越坂 奈月・・・若村 麻由美 
山内正平と旧知のカメラマン。プロのカメラマンとしての見解と知識をもとに、事故発生時の事実の解明に協力する。

小泉 恵美子・・・松下 由樹 
東都出版『週刊スパーク』の編集者。事故全体に不審なものを感じており、正平に取材した情報を教える。

岩瀬 厚一郎・・・内藤 剛志 
沼津南署の刑事。署にやって来た正平を事故現場へと案内する。

古家 庫之助・・・伊東 四朗 
写真評論家の大家で「ニュース年間最優秀賞」の審査委員長を務める。正平とは過去に少なからぬ因縁がある。

ナレーション・・・石坂 浩二

【十万分の一の偶然あらすじ】

フリーのルポライター・山内正平(田村正和)は海外の地をめぐり、その土地で生きる家族を取材している。
今回はモンゴル平原で取材を続けていた。
そんな山内正平のもとへ、一人娘・明子(中谷美紀)の婚約者・塚本暁(小泉孝太郎)から悲しい知らせが届いた。

明子は入院中の叔母・恵子(岸本加世子)を見舞うために、東名高速道路を横浜から沼津へ向かう途中で、玉突き事故に巻き込まれて死亡したのだった。

妻が亡くなって以来、正平が男手ひとつで育ててきた一人娘明子の悲報にショックを覚えていた。

正平は取材で遠出をしていたので、明子の悲報が手元に届いたのは、高速道路の事故からなんと1カ月が過ぎた後のことだった。

あわただしく、正平は日本に帰ることになった。
しかし帰路の機内で、正平は一枚の写真を目にした。

娘・明子が亡くなった事故の瞬間を偶然撮影したという写真『激突』には、娘の最期の姿が写し出されていた。
正平にとっては何とも無情で冷酷な仕打ちに感じた。

帰国した正平が考えることは、娘・明子はなぜ死ななければならなかったのかだけであった。
正平にとって、それ以外のことは考えることができなくなっていた。

事故の場面を撮影した写真には、『激突』というタイトルが付けられていた。

撮影したのは、山鹿恭一(高嶋政伸)というアマチュア・カメラマンで、夜景を撮影しに出掛けた際、偶然にも事故を目撃し、急いでシャッターを切ったものだという。
山鹿はあくまでも偶然事故に遭遇したと強調している。

写真評論家の大家・古家庫之助(伊東四朗)は、山鹿が撮影した写真を「十万分の一の偶然」と大絶賛した。
その写真『激突』によって、山鹿は「ニュース写真年間最優秀賞」を受賞した。

山鹿の受賞したことを知り、正平は授賞式へと向かう。
授賞式で正平の耳に、週刊誌の編集者・小泉恵美子(松下由樹)が山鹿に指摘した質問が飛び込んでくる。

「あの事故でたった一人の生存者が、事故の直前、『赤い火の玉を見た』と言っているのですが…」。

赤い火の玉を見たという突発的な質問であった。

赤い火の玉は、他の車のテールランプを見間違えたのではないか、また、生存者も事故に巻き込まれ意識がはっきりしていなかったのではないか?などとの憶測もあった。

どう見ても、今回の事件とは隔たりのあるような突飛な言葉だった。

しかし、『赤い火の玉を見た』という言葉が正平にはどうしても気にかかった。

"赤い火の玉"が今回の事故に何らかの影響を及ぼしていなかったのか? 
正平は、そんな疑念を拭えず、ついに愛する娘の死の真相を突き止めるため、自らの足で真実に迫るため執念の追跡を開始する。

はたして"赤い火の玉"の正体は、そして、この事故を撮影した写真『激突』は本当に「十万分の一の偶然」といわれるように偶然撮影されたのか・・・?

それとも仕組まれた事故だったのか・・・?

ドラマは小説と違い女性が活躍するようですね、ドラマに華が咲くようで期待が持てます。

正平は、どんな追跡と調査で真実に迫るのか、注目の松本清張ドラマ『十万分の一の偶然』は12月15日(土)夜9:00から放送されます。







nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。