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松本清張 熱い空気&小説 [小説・ノンフィクション]






松本清張の『熱い空気』は、
かつてテレビ朝日系の『土曜ワイド劇場』枠にて放送されていた
テレビドラマシリーズの『家政婦は見た! 』の第1回の原作である。

社会派ミステリー作家の松本清張にしては異色ともいえるが、
社会の不幸も、家庭の不幸も不幸は差別なく
万人に訪れるという本質を清張は見抜いていたのかもしれない。

松本清張の熱い空気は、テレビ朝日開局50周年記念2夜連続ドラマスペシャル
第二夜として2012年12月22日(土)よる9:00から放送される。


主演は米倉涼子で、家政婦の河野信子役の米倉涼子は目いっぱいブスな姿で登場する。
『熱い空気』の公式ホームページのあらすじを見る限り小説とは展開が違うようだ。

【小説 熱い空気 あらすじ】

主人公の河野信子は、「協栄家政婦会」に所属する家政婦で32歳、夫の浮気が原因で3年前に離婚している。
信子の仕事は家政婦だが、一か所の家に長く務めるわけではなく、短期雇用契約を結び各家庭を変わってゆく。
信子の勤務時間は1日9から10時間で日給は850円、食事つきである。
協栄家政婦会に所属する家政婦は全て独身だ、理由は勤務が家庭の事情に影響されることを嫌うからだ。
また、協栄家政婦会には寄宿舎もあり、1部屋4人の共同生活で、朝食50円、昼夕食100円で食べることもできる。
協栄家政婦会は派遣した家政婦の収入の8%を会費という名目で納めさせている。

河野信子は3年前に離婚した時にお金がなかったことを後悔し、貯蓄に励んでいる。
病気など急な出費にも万全だ。
信子の根底には人は思いやりや親切で動くのではなく、お金の力で人は動くという信念がある。

信子の愉しみといえば、他人の家庭を次々に見て回り、その家の不幸を発見することだ。

家政婦を雇える家といえば商店や中流以上の家庭で、協栄家政婦会の依頼主は高級住宅街の家が多い。
今回、河野信子が家政婦として派遣される家庭は、(東京都渋谷区)青山高樹町にある稲村達也宅だ。
稲村達也は42歳で大学教授をしている。
妻・春子は38歳で子供は3人、長男・正一は中学2年生、次男・明次は小学校5年生、末っ子の健三郎は6歳だ。
正一は不良性があり、明次はプラモデルが好きで、健三郎は子供らしくない生意気な子供だ。
信子の目から見ればどの子もできの悪い子供ということになる。

稲村家には80歳で達也の母親もいるが、妻・春子とは仲が悪い。

さて、稲村家に入り込んだ信子はどんな秘密を握るのでしょうか?

【信子の働きぶりと稲村家の秘密は次回をお楽しみに】

▼市原悦子バージョンはこちら







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