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直木賞2015に東山彰良さんの作品「流(りゅう)」  [小説・ノンフィクション]

直木賞2015に東山彰良さんの作品「流(りゅう)」が受賞しました。



東山さんは台湾・台北生まれで、作品は、1975年以降の台湾が舞台です。
祖父の殺人事件から、中国の国共内戦の過去につながっていきます。
家族を描く一大叙事詩です。

台湾メディアも受賞の夜、一斉に速報しました。
なかでも、台湾の中央通信は
「日本大衆文学の最高の栄誉である直木賞に決まった」とほめたたえました。
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又吉直樹の火花が芥川賞を受賞したと発表されました! [小説・ノンフィクション]

又吉直樹の火花が芥川賞を受賞したと発表されました!

7月16日、第153回芥川賞(日本文学振興会主催)の選考会が
東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、
お笑いコンビ、ピースの又吉直樹(35)が書いた小説「火花」と
羽田圭介氏(29)の「スクラップ・アンド・ビルド」が受賞を射止めました。

又吉直樹は、お笑いタレントとして初めて芥川賞を受賞しました。

芥川賞の賞金はいくらかということですが?
正賞:時計
副賞:賞金100万円です。

◆芥川賞選考委員 小川洋子、奥泉光、川上弘美、島田雅彦、
 高樹のぶ子、堀江敏幸、宮本輝、村上龍、山田詠美

▼羽田圭介『スクラップ・アンド・ビルド』今回が4度目の候補で見事受賞

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▼又吉直樹『火花』も見事受賞

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芥川龍之介賞に又吉直樹さんがノミネート [小説・ノンフィクション]

芥川龍之介の選考会が7月16日17時より、東京・築地の料亭「新喜楽」で開催されます。

▼第153回芥川賞候補作品
内村薫風『MとΣ』  自身初のノミネート
島本理生『夏の裁断』今回が4度目の候補
高橋弘希『朝顔の日』『指の骨』で「第46回新潮新人賞」を受賞
滝口悠生『ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス』今回が初のノミネート
羽田圭介『スクラップ・アンド・ビルド』今回が4度目の候補
又吉直樹『火花』

今回の芥川賞が例年より注目されているには、なんといっても、
お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんの『火花』がノミネートされていることです。



▼『火花』あらすじ
売れない芸人の徳永が、先輩芸人である神谷と熱海の花火大会で、電撃的に出会い、「弟子にして下さい」と申し出るところから物語が始まります。

神谷の返事は「いいよ」というものでした。

ただし、弟子入りには1つの条件がありました。
それは、神谷の伝記を書くということでした。

やがて、神谷も徳永に心を開き、2人は頻繁に会って、神谷は徳永に笑いの哲学を伝授していきます。
2人はさまざまな人間と東京吉祥寺の街を歩きまわり、触れ合っていきます。しかし、だんだん2人の歩む道が異なっていくのでした。
徳永が、少しずつ売れていき、反対に神谷は少しずつ損なわれていくのでした。
お笑いの世界の周辺で生きる女性たちや、芸人の世界の厳しさも描きながら、男の真っ直ぐな生き方と、ほんの少しの希望を胸に抱いて生きる生き方を又吉さんが描いています。

▼又吉直樹さんのプロフィールも紹介します。

名前:又吉直樹(またよしなおき)

ニックネーム:まったん、またきち

血液型 B型

誕生日:1980年6月2日

身長:164㎝

体重:58㎏

出身:大阪府寝屋川市

学歴:北陽高校(現:関西大学北陽高等学校)

趣味:読書、サッカー
配偶者: 未婚

高校時代はサッカー部に所属し大阪府代表としてインターハイにも出場しています。

又吉さんの「火花」が受賞するか注目です!

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プラチナデータ あらすじ&小説を読みました [小説・ノンフィクション]

東野圭吾原作プラチナデータは映画化され2013年3月16日からロードショー公開されます。
主役の神楽龍平に嵐の二宮和也がそして、神楽を追いかける捜査一課のたたき上げ刑事・浅間玲司を豊川悦司が演じます。

キャストは主役の2人のほか、神楽の上司・志賀を生瀬勝久、天才数学者・蓼科早樹を水原希子、のちに神楽を手助けする解析員・白鳥理沙を杏、そして、神楽の治療を行っている医師・水上江利子を鈴木保奈美が演じる豪華キャストです。

医師・水上江利子は原作では男性ですが、映画に華を添えるため鈴木保奈美に白羽の矢が立ったと思われます。


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映画が来年公開されるのに先立ち、原作・プラチナデータを読みました。

簡単にプラチナデータのあらすじを紹介します。

【小説プラチナデータ あらすじ】
▼登場人物
神楽龍平・・・DNA捜査システムの推進をする主任解析員
浅間玲司・・・警視庁捜査一課の警部補、DNA捜査システムに懐疑的
志賀隆志・・・特殊解析研究所所長で神楽の上司
水上洋次郎・・脳神経科の教授で、神楽の治療にあたる
蓼科早樹・・・DNA捜査システムの検索システムを構築した天才数学者
蓼科耕作・・・早樹の兄
白鳥理沙・・・アメリカから派遣された神楽の同僚
リュウ・・・・二重人格者神楽のもう一人の姿
スズラン・・・リュウの恋人

■個人のDNAデータを国家が管理して、犯罪を犯した人間の検挙率を100%にするとともに冤罪率を0%にするというDNA捜査システムをめぐる暗闘を描いている。

DNA捜査システムを完ぺきに運営するには、できるだけ多くのDNAサンプルが必要であった。
国家として法律を作成し国民のDNAを採取しデータ化する必要があった。
近未来に起こるかもしれない物語である。

▼このDNA捜査システムを推進している科学者が神楽龍平である。
渋谷のラブホテルで殺された女子大生から採取した、犯人と思われる毛髪と陰毛から犯人を割り出す。
直接犯人のDNAが登録されていなくても、3親等以内のDNAデータがあればDNAプロファイリングというシステムで犯人を推定して、モンタージュ写真を作成し逮捕する事ができる。
最初の事件は手際よく解決された。

▼浅間玲司は警視庁捜査一課の辣腕刑事で警部補である。
事件現場の初動捜査を大切にし、DNA捜査には一抹の不安を感じている。

▼八王子で起きた女子高生殺人事件と千住新橋で起きた女子専門学校生は、
拳銃で頭を撃たれていた。
両方とも現場には犯人と思われる人間の精液も残されていた。
しかし、DNA捜査システムは犯人を特定出来ず、NF13すなわちNOT FOUND13と答えを出した。

神楽はデータ不足が犯人を特定できない原因だとしたが、
浅間は刑事の勘でもっと大きな過ちがあるのではないかと感じた。

▼DNA捜査システムを構築する天才数学者・蓼科早樹は
兄・耕作とともに新世紀大学病院のVIPルームで研究を続けている。

また、DNA捜査システムのDNAプロファイルを担当する神楽龍平も二重人格の治療のため、水上洋次郎教授の治療を受けている。

そんなある日、病院のVIPルームで研究を続ける蓼科兄妹が銃殺された。
使用された銃は八王子女子高校生殺人と千住新橋で殺された女子専門学生の事件と同じであった。

そして殺人現場には、1本の毛髪が残されていた。

▼毛髪のサンプルを手にした神楽はいつものように、DNA解析をして犯人を特定する作業をしていた。
時間が経過し、犯人を割り出すモンタージュ写真が画像に現れる。

なんと、モンタージュ写真の顔は神楽龍平そのモノであった。
そんな馬鹿なとおもうが、DNA捜査システムが導いた犯人は、神楽龍平その人だった。

蓼科兄妹が殺された時刻、神楽には意識がなかった。
その間に、二重人格のもう一人の自分リュウが犯罪を起こしたかもしてない。
そんな思いのある神楽はこのまま、警察に事情を話すわけにはいかなかった。

冤罪を晴らすため、神楽龍平の逃亡が始まる。

神楽の逃亡を手助けしたのは、白鳥理沙だった。
白鳥は、アメリカからDNA捜査システムをノウハウを学習しに来ていた。
まだ、神楽と白鳥は顔合わせをしたばかりだというのに、理沙は神楽の逃亡の手助けをした。

神楽とリュウの恋人スズランと逃亡劇が始まった。

警察も威信にかけ、神楽の逮捕を目指す・・・

神楽は真実に到達できるのか?
また、辣腕刑事・浅間は神楽を追い詰めていくのか・・・

■映画では、水上洋次郎教授が医師・水上江利子と女性になります。
小説と映画では微妙にストーリーが変わっていくのでしょう。

映画も注目ですが、じっくり小説を読んでみるのもよいものです。


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松本清張 熱い空気&小説 4 [小説・ノンフィクション]

松本清張の熱い空気は、米倉涼子主演で、テレビ朝日開局50周年記念として、12月16日(日)に放送予定でした。
しかし、16日は総選挙が行われるため、選挙速報の特番が組まれるようで放送延期になりました。
ブス姿の米倉涼子を見たかったのですが残念です。
年内に放送されるとよいのですが、無理ですかね!!

熱い空気の小説のあらすじもいよいよ終盤になりました。

【熱い空気 あらすじ】

健三郎がおばあちゃん孝行のつもりで行った耳掃除で、燃えやすいマッチが発火し老婆は、痛みで転げまわる。
救急隊がやってきて老婆を病院へ搬送する。

長男の父兄会から電話で呼び出され、自宅に帰った春子は、信子から火傷の状況を聴くのであった。
信子は春子に夫・達也へ連絡を取るよう入れ知恵をする。

信子が達也が研究会で行っているはずの、水戸にある××大学の電話番号を調べ電話をする。

春子は電話に出た大学職員に、稲村達也の妻であることを名乗り、夫・達也を呼び出してほしいと頼むのであった。

しかし、大学職員の答えは稲村は来ていないということだった。
再度、周りの職員に尋ねているようであったが、昨日も今日も××大学には来ていないという返事だった。

それもそのはず、達也は手紙の相手と東京駅から湘南地方へ不倫旅行に行っているのだから・・・・
今頃は、熱海か伊東の旅館かホテルで好きな女とのうのうとしているのを、当然春子は知らない。
これ以上書いてしまうと、ネタバレになってしまいます。
この後の展開はぜひ、松本清張の小説・熱い空気を読んでください。
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